バイト初心者なら小売店がおすすめ

コンビニエンスストア

独り暮らしの大学生ならコンビニでアルバイトをした経験の1度や2度、もしくは1年や2年位誰でもあるに違いないのではないでしょうか。 学生に根強い人気のコンビニのアルバイトですが、日本全国各地に展開している大手チェーンのコンビニなら求人数も途方も無く多いので、 簡単にバイト先を見つけることができるのがとっても魅力的なのです。
大手コンビニにはセブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーストアなどがあり、その中で自分の住宅から一番近くにあるコンビニを選んで アルバイトをするのが大学生の間で流行っているようです。また一番近くではなく2番目に近いコンビニのほうがいいという大学生もおり、 必ずしも最短距離で営業しているコンビニの求人に応募することが最適だと考える学生ばかりではないのも興味深い事実です。
自動車やバイクがあれば数キロ先のセブンイレブンでも容易に勤務することが出来るでしょうが、自転車しかなかったり徒歩で通わなければならないのなら できるだけ近くのコンビニの求人に応募したほうが長期間継続して働けそうな気がしますので、選択する余地があるのであれば 自分の住んでいる場所からわずかでもいいので通勤時間が少なくすむコンビニを目標に据えたほうがいいでしょう。
仕事内容はお客さんの少ない深夜のシフトなら陳列棚に在庫を補充したり店内や店外の清掃がメインになり、たまに訪れるお客さんに対応する以外の業務がメインになります。 昼間のシフトならレジでの販売がメインになり、商品の販売だけでなく振込みや宅配便のサービスも受け付けているのならそれらも含まれます。

スーパー

コンビニほど多くの店舗があちこちで営業しているわけではありませんが、お惣菜やホットドッグ、新鮮な野菜やおいしい果物を扱っているスーパーマーケットも 学生のアルバイトとしては高い人気を誇ります。
コンビニと違ってお客さんには主婦がメインになるので、独り暮らしで地元を離れているのなら知り合いにバッタリ出くわすことも少ないからそこがいいんだ、と考えて ファミリーマートより少し遠いけどスーパーでバイトをする学生さんもいます。 お客さんだけでなく職場にもパートタイムの主婦が多く、わりと可愛がってもらえるので学生としては居心地がよいというのも嬉しいポイントになります。
コンビニではお弁当や缶コーヒー、おでんやカラアゲが売れ筋で主戦力になりますが、スーパーでは野菜やお魚、お肉など食卓に並べる晩御飯の材料がよく売れますので、 そちらの知識を多く有しているのならスーパーでバイトしたほうが楽しいかもしれません。 お肉にも牛肉・豚肉・鶏肉などいろいろな種類がありますし、部位によっても細かく区別されるのでもしお客さんに質問されたりアドバイスを求められた場合は 適切な回答をできるだけの肉知識を持ってなければならないので、そうしたことに詳しくなければ逆に向いていないかもしれません。
友人には動物博士と呼ばれていたり焼き肉奉行の異名を持っているのなら安心してスーパー勤務できるでしょうが、肉は食べられないし生肉なんか見たくも触りたくもないという 肉嫌いの人はこのバイトには不向きかもしれません。
レジ打ちの印象が強い両者のバイトですが、仕事内容や取り扱う商品は全く同じわけではないので、そのへんのことも充分考慮してどの求人を探すのか考えましょう。

ドラッグストア

スーパーマーケットやコンビニほどではないけれども、ドラッグストアも町中いたる所で見かけるようになってきたので、それに伴い求人数も確実に増加傾向にあります。
求人があれば応募して面接を受け、採用されたのならそこでバイトをしたくなるのが人の性である以上、ドラッグストアでアルバイトをする学生やパートをする主婦が 年々増えていくことは当然のことかもしれません。ですが、ドラッグストアで働くにはローソンやスーパーよりも商品の知識が求められるのはなんとなく予想できますし、 その知識は普通に生活しているだけでは吸収してマスターできる範囲をはるかに超えるレベルであることも予想できます。
例えば毎日使うであろう歯磨き粉ひとつとってもそれを販売する立場になるのなら、覚えなければならないポイントは多数あります。 自分で使用するだけなら適当に選んで失敗してもたいした損害はありませんが、もしお客さんに成分のことを尋ねられて間違った説明をしてしまうと、 後から苦情がきたり、返品せざるをえない状況になることだってわずかながらあるのです。 この商品も隣の商品も見た目は同じような歯磨き粉だしサイズも同じ位だからどっちを勧めてもいいだろう、というのは通用しないのですが、そこをお気楽に考えて 適当に返答してしまうと、お客さんの要望に全く応えることのできないダメなドラッグストアだと思われてしまい、お店の看板にドロを塗ってしまうことになります。
一般人は商品についてそれほど詳しくないので店員さんに頼ってくるのですが、それにしっかりと自信を持って対応できるだけの専門知識をあらかじめ用意しておけないのなら、 ドラッグストアでバイトをするのは周りに迷惑をかけてしまうかもしれないので、魅力的な求人があったとしても応募するのはやめておきましょう。