巨大倉庫での作業
自分がアルバイト探し・仕事探しをする時、皆さんはどんな媒体を利用していますか?
昔からあるのは新聞の折り込みチラシやアルバイト情報誌・求人雑誌といった紙媒体ですね。
昭和生まれな自分にとっては、一番見やすくて利用しやすい媒体です。特に新聞の折込広告で入っている求人広告は、自分が動かなくても、朝ポストに配達されている、つまり
求人情報が自動的に自分の元へ送られてくるので、何ともありがたく便利なモノです。
しかし、平成も終わり令和を迎えた今は「ネットで仕事探し」が主流の時代です。インターネットといっても、パソコンではなく、スマホでお仕事検索が当たり前、というご時世。
若い世代を中心に皆スマホで求人情報をゲットしているのです。
そんなネットの求人情報で最近よく見かけるのが「倉庫内での作業」というお仕事です。倉庫内での仕事=作業=肉体労働、というイメージが湧いてしまいますが、
体を使った仕事に変わりはありませんが、重い荷物を運んだりするような重労働系ではなく、ネット通販で受けた注文のとおりに商品を取り出していく、という作業になります。
もちろん中には大型の商品もありますが、基本的には小型の商品がメインなので、女性の方でも問題なくこなせる作業です。
日本国内にいくつかあるAmazonの倉庫
インターネット通販サイトと聞いて真っ先に思い浮かぶのは何ですか?
日本であれば、おそらく「Amazon(アマゾン)」もしくは「楽天」ですよね。特にAmazonは世界最大級の通販サイトですので、日本国内でも利用者はかなりの数だと思います。
そんなAmazonで取り扱っている商品の幅広さは皆さんもご存知でしょう。Amazonサイトの会社概要でも「地球上で最も豊富な品揃え」と謳っているほどですので、
もはやアマゾンで買えない物はないと言っても過言ではありません。
そんな膨大な数の商品を扱うアマゾンの倉庫はフルフィルメントセンター(略してFC)と呼ばれ、八王子・川崎・小田原・多治見・大阪など、日本国内に15カ所あります。
いずれも巨大な倉庫ですが、Amazonの倉庫ではどのような仕事が募集されているのでしょうか。
ピッキングのお仕事
「倉庫内ピッキングのお仕事」という言葉を求人情報で見かけたことがあるかと思います。
ピッキングの仕事はアマゾンの倉庫内作業では「出荷班」と呼ばれるグループに所属するスタッフが担当する業務です。
簡単に流れを説明すると【1】棚出し→【2】仕分け・梱包→【3】発送の3ステップ。
【1】棚出しというのは、注文された商品を倉庫内の商品陳列棚からピックアップして揃える作業です。そう、これこそがピッキングのお仕事です。
アマゾンの倉庫は膨大な商品を扱っているため敷地面積も広大です。その倉庫の中をお目当ての商品をピックアップするために動き回るので、なかなかの運動量です。
慣れない初心者は、効率も悪く、商品ピックアップにも時間がかかりますので、しばらくは体力消耗でキツイかもしれませんが、慣れてくると工場内を無駄のない動線で
ピッキングして回るので、ちょうどいい運動になるそうです。実際に、アマゾンの倉庫で働いて痩せた!という体験談もあるそうですよ。
運動不足に陥りやすい主婦には、とてもいいお仕事になるのではないでしょうか。
倉庫で事務系のお仕事も
巨大倉庫でのお仕事は体を動かす作業だけではありません。
例えば、アマゾンの倉庫では「品質管理チーム」というグループがあって、その名の通り、Amazonで扱っている商品の品質や期限品の管理を主に行っているそうです。
こちらは、入荷・出荷のお仕事と比べると、事務作業が多い仕事となります。パソコンへの入力スピード・正確性には自信がある!という事務経験のある方に向いているのではないでしょうか。
このように倉庫での作業といっても、内容は多岐にわたりますので、自分の適性に合った仕事内容を探して応募しましょう。
人材派遣会社でも倉庫内作業の仕事はたくさん募集があるようなので、検索してみてくださいね。